こんにちは、Tatsukiです🌿
今回は、人間関係で疲れない
ために欠かせない
”距離感コミュニケーション”
についてお話しします。
突然ですが質問です！
「頼まれたら断れない…」
「人に合わせすぎて、家に帰るとぐったり」
「職場の空気を壊したくなくて、
本音が言えない」
そんなふうに感じたことはありませんか？
もし少しでも当てはまるなら、
今日の内容はかなり役立ちます。
なぜなら、これからお話しする
「距離感コミュニケーション」と
「4つの学習タイプ 」を理解すると
- 相手に合わせた「伝え方」がわかる
- 罪悪感少なく、上手に断れる
- ほどよい距離感で関係を保てる
ようになるからです。
反対にこの２つを知らなければ、
人間関係のしんどさを一生
「自分の問題」として抱え続ける。
ことになります。
最悪、うつ病や適応障害など
精神的な疾患を患ってしまう・・・
そんな結末もあるかもしれません。
人間関係を適度に保つ上で、
致命的と言っても過言ではありません。
今回はその
距離感コミュニケーション術を
解説します。
是非、最後までご覧いただき
日々の生活に活かしてください。
距離感コミュニケーションとは？
まず簡単に、私が大事にしている
「距離感コミュニケーション」 を
一言でいうと…
「自分をすり減らさずに、相手とも
良い関係を続けるための会話術」
です。
ポイントは3つ。
- 自分の境界線を守る
（できること・できないことを
はっきりさせる） - 相手への配慮を忘れない
（言い方のルールを持つ） - お互いがラクな距離を“設計”する
（どちらかが我慢しすぎない）
そして、この距離感コミュニケーションを
もっとラクに使いこなすための鍵が──
💡「4つのタイプ」なんです。
4つのタイプとは？
人が「理解して、動く」ときのスイッチは、
大きく4つに分かれると言われています。
✴️ なぜ？（Whyタイプ）
✴️ 何？（Whatタイプ）
✴️ どうやって？（Howタイプ）
✴️ 今すぐ（Nowタイプ）
の4タイプです。
それぞれを一言で表すと
- 「理由」がないと動けない人
- 「内容」がわからないと不安な人
- 「やり方」を知ると安心する人
- 「とりあえず今やる」が一番早い人
など、反応が全然違います。
つまり、相手がどのタイプかを
意識して話せると
距離感コミュニケーションの
精度が一気に上がるんです。
ここからは、それぞれのタイプに
合わせた「距離の取り方・詰め方」 を
具体的に見ていきましょう。
①「なぜ？」(Why?)タイプ
特徴としては、
「納得しないと動けない」、
「なぜそれをする必要があるの？」
が気になる
メリット・デメリットを知りたい
タイプになります。
このタイプとの距離の取り方として
断るときは「理由」をハッキリ伝える
例えば、
「ごめんなさい。今は別の案件を
優先していて、これ以上増やすと、
どちらも中途半端になってしまいます。」
と言った感じで「ただのわがまま」と
感じさせず、
“合理的な理由” を添えると
伝わりやすくなります。
距離を詰めたい時も
「なぜ一緒にやりたいか」を伝える
こちらも例として、
「〇〇さんの仕事の仕方が
とても分かりやすいです。」
「一緒にこのプロジェクトを
進められたら心強いです。」
など、相手の実力や実績が必要な
場面で頼りやすくなります。
このタイプは、「そこまで考えているなら
一緒に動こう」 と納得しやすいです。
「何？」(What?)タイプ
特徴として、
「データ・事実・根拠が好き」
「内容が曖昧だと不安になる」
「結局それって何の話？」となりがちです。
このタイプとの距離の取り方として
まず「何をお願いされているのか」を
整理する
頼まれごとをされたときに、
すぐ引き受けず
「具体的に、どこまでを私が
担当すると良さそうですか？」
「納期と、ボリュームの目安だけ
教えてもらってもいいですか？」
と条件を“見える化”します。
そのうえで、
「その内容だと、今の業務量的に
一人で全部は難しそうです。」
と、距離を調整していきます。
断るときは「事実ベース」で
「今、3件並行で対応していて、
今週の業務量が非常に多いです。」
「今、増やすと納期に間に
合わない可能性が高いです。」
といった感じで、感情よりも
「スケジュール」や「数字」など
客観的な材料を示すと、無駄な
衝突を防げます。
距離を詰める場合は
“情報をクリアにしてあげること”
＝安心材料を渡すこと
「これは何の話？」がハッキリ
しないとモヤモヤするタイプなので
題材を素直に伝えて、どこまでが
自分の範囲なのかを伝えると
安心して行動してくれます。
「どうやって？」(How?)タイプ
特徴として、
「で、具体的に何をすればいいの？」
「この順番でやればいい感じですか？」
といった感じで
考え方の話より、やり方・手順・
コツが知りたいタイプです。
このタイプについては、前述した
「なぜ？」「なに？」タイプの
行動する前のより前進する姿勢を
とっている反応が多いため
動くための手助けをしてあげると、
良い関係を築いていけると思います。
先に距離の詰め方をお伝えすると
相手の悩みに「やり方」をセットで伝える
例えば、
「この資料、全体じゃなくて
“構成が変じゃないか”だけ
見てもらえますか？」
といった具合に、関わる範囲や役割を
教えてあげると
ストレスなく距離感を縮められます。
自分が断るときも「代替案」を添える
「資料作成を一人で全部は難しいですが、
文章のチェックだけなら対応できます。」
「今週の同行は難しいですが、
事前に資料だけ作っておきますね。」
といった感じで「ゼロか100か」ではなく
「ここまではできる」を示すと、
関係を悪くせずに境界線を守れます。
「今すぐ」タイプ
特徴としては、細かい説明より
「まず何をするか」を知りたい
とりあえず動いてみる即応タイプです。
しかし、丁寧さに欠けたり物量的な
キャパオーバーになりやすい。
という、課題も存在します。
このタイプとの距離の取り方として、
一言でサッと伝える
このタイプに長い説明はNG。
「ごめん、今週はもう予定
いっぱいで難しい…！」
など、短く・はっきり伝える方が
むしろスッキリ受け取ってもらえます。
距離を詰めるときは「すぐできる行動」をお願いする
「この資料のここだけ、誤字チェックして
もらってもいい？」
「この部分だけ、5分だけ意見聞かせて！」
など“今すぐできる小さなタスク”を
お願いすると、気持ちよく関われます。
このタイプはとりあえず行動するので
自分も積極的に動く事もポイントです。
職場・ビジネスでの活かし方
4タイプを意識すると、同じ「NO」でも
相手によって伝え方を変えらます。
たとえば、
残業を頼まれたときの断り方。
●なぜタイプ
「これ以上受けると、クオリティが
落ちます。」
「今回はお受けしない方が
良いと思います。」
●何タイプ
「今、タスクが5件あって、どれも
締切が今週中です。」
「追加で1件増えると、
スケジュールが破綻します。」
●どうやってタイプ
「今の案件を優先したいので、
〇〇さんに引き継げませんか？」
「必要なら、マニュアルだけ
私が作ります。」
●今すぐタイプ
「ごめん、今日はもうキャパオーバー
だから無理！明日なら手伝える！」
同じ「断り」でも、
相手の学習タイプに合わせるだけで、衝突がぐっと減ります。
まとめ：距離感は、才能ではなく「設計」できる
ここまで読んでくださったあなたは、
「距離感コミュニケーション」と
「4つの学習タイプ」 を
押さえたことになります。
すべてを引き受けなくていい
断ることは不誠実ではない
伝え方を工夫すれば、関係は守れる
距離感は、生まれつきの性格だけで
決まるものではなく、
「知識」と「ちょっとした言い方」で
変えていける技術です。
「頼まれると断れない自分を、そろそろ卒業したい」
「“いい人”のまま、自分も大事にしたい」
そんな方に向けて、私はSNSやブログで
“距離感をコミュニケーション” を発信しています。
もし、
「自分の場合はどう距離を整えたらいい？」
と感じたら、またいつでも相談してください
一緒に、「無理をしない優しさ」 を
育てていきましょう。
