こんにちは、Tatsukiです🌿
- 人に合わせすぎて、
帰るころにはぐったり - 断れなくて、気づいたら
予定がパンパン - 嫌われたくなくて、
つい無理をしてしまう
もし、どれかひとつでも
「あ、分かるかも」と感じたら、
この記事はあなたのための
ものかもしれません。
結論からいうと——

人間関係のしんどさは、
「性格が弱いから」
「コミュ力がないから」ではなく、
“距離感”のサイン かもしれません。
今日は「こうしましょう」という
解決策よりも先に、
今の人間関係のどこが自分を
しんどくさせているのか
に気づくための視点をまとめてみます。

もしかして、こんな状態が「当たり前」になっていませんか?
まずは、いきなり何かを変える前に、
今の自分の状態をそっと眺めてみるところから始めてみます。
心の中でチェックをつけてみてください。
- 本当は余裕がないのに、
頼まれるとつい引き受けてしまう - 断ったあと、少し罪悪感や
モヤモヤが残りやすい - 自分の予定より、相手の予定や
気持ちを優先しがち - その場をおさめるために、
本音と違うことを言う - 人と会ったあと、
「なんとなくどっと疲れた」と
感じることが増えてきた

いくつか当てはまっても、
「ダメだな…」と自分を責める
必要はありません。
むしろそれは、
「今の距離感、ちょっと
見直してもいいかもしれないよ」
という、心からの小さな
お知らせかもしれません。
人間関係のしんどさは「相性」だけの問題じゃない

私たちはつい、
- 好きな人 / 苦手な人
- 合う人 / 合わない人
という「相性」で人間関係を
見てしまいがちです。
もちろん相性もゼロではありませんが、
もうひとつ大事な視点があります。
それが 「距離感」 です。

距離が近すぎると…
- 頼まれごとが増えすぎる
- 相手の感情に振り回される
- 断れずに抱え込んでしまう

距離が遠すぎると…
- 本音が言いにくい
- 相談できずに一人で抱え込む
- なんとなく疎外感を感じる

同じ相手でも、
距離の取り方によって「楽な関係」にも
「しんどい関係」にもなり得ます。
「いい人」でいようとするほど、境界線があいまいになりやすい
私たちは子どものころから、
- 人の話をよく聞く
- 頼まれたらできるだけ応える
- 迷惑をかけないようにする
といった「人とうまくやるための
ルール」は教わってきました。

一方で、
- どこまで引き受けるか
- どこからは引き受けなくていいか
- 自分の時間や心を守る“線”は
どこなのか
といった
「距離の取り方」や「境界線」
について教わる機会は、
あまり多くなかったかもしれません。

その結果、優しい人ほど、
- 相手の問題まで自分の責任のように感じたり
- 相手の期待に応えられないと、自分を責めてしまったり
少しずつ境界線があいまいに
なっていきます。
もし今のあなたが、
「私、けっこう“いい人”でいようとしているかも…」
と感じたなら、
「自分の境界線に目を向けてみませんか?」
というサインなのかもしれません。

3分でできる「今の距離感」セルフチェック
ここからは、自分のことを
振り返ってみるミニアンケートです。
紙やメモアプリに「1〜5」で答えを書きながら読んでみてください。
【回答の目安】
1:まったく当てはまらない
2:あまり当てはまらない
3:どちらともいえない
4:少し当てはまる
5:かなり当てはまる
Q1. 頼まれごとについて
本当は余裕がないなと思いながらも、
ついお願いを引き受けてしまう。
→ 【 】(1〜5)
Q2. 断るときの気持ち
頼みごとを断ったあと、
「悪いことをしたかも…」と
モヤモヤしやすい。
→ 【 】(1〜5)
Q3. 自分の予定と人の予定
自分の予定よりも、相手の
予定や都合を優先することが多い。
→ 【 】(1〜5)
Q4. 本音と建前
その場をおさめるために、
本音とは違うことを言ってしまう。
→ 【 】(1〜5)
Q5. 人間関係の疲れやすさ
人と関わったあとの「どっと疲れる感じ」が、前より増えてきた気がする。
→ 【 】(1〜5)

5つの合計点数を出して
みてください。
点数の高い・低いに
「良し悪し」はありません。
ただ、
- Q1〜Q3が高め
→ 「頼まれごと」「期待」に
距離のサインが出ているかもしれない - Q4〜Q5が高め
→ 「本音」と「疲れやすさ」に
サインが出ているかもしれない
くらいに捉えてみると、
自分のどこで距離が詰まり
すぎているのか
が、少し見えやすくなります。

ノートに書いてみる「あなたの距離感メモ」
もう少しだけ深く整理したく
なったときに使える、思考整理用の
問いを3つ置いておきます。
時間がとれそうなときに、
ノートやメモアプリに書きながら
使ってみてください。
問い1:今、いちばん「しんどさ」を感じている人間関係はどこですか?
- 職場(上司/同僚/部下)
- 家族
- 友人
- SNSやオンラインのつながり
最近の出来事や、「あの時ちょっと苦しかったな」と感じた場面を思い出して、
簡単にメモしてみます。
問い2:その相手に対して、「本当はこう言いたかったな」と思う一言は何ですか?
実際には言えなかったけれど、
心の中に浮かんでいた言葉を
書き出してみます。
上手な言い方でなくて大丈夫です。
今の自分の本音に近い言葉でOKです。
問い3:もし、少しだけ距離を整えるとしたら、「何を減らしたい」ですか?
- 頼まれごとの量
- 返信のスピード
- 一緒にいる時間の長さ
- 相手の機嫌を気にする回数
「減ったらラクかも」と感じるものに、
〇をつけてみてください。
あるいはもっと違うものも
あるかもしれません。
答えがすぐに出なくても
問題ありません。
「自分は何にいちばん負担を感じているのか」を意識すること自体が、距離感を整えていく最初の一歩になります。

まとめ:まずは「気づく」ところから
ここまでの内容を、一言でまとめると、
人間関係のしんどさは、
あなたの“性格の弱さ”ではなく、
「距離の取り方」に気づいてほしいというサインかもしれない。
ということです。
- なんとなく合わせてしまう
- 断れないまま抱え込んでしまう
- 嫌われるのが怖くて、
自分の気持ちを後回しにする
そんな自分に気づいたとしても、
いきなり大きく変える必要はありません。
まずは、
- 「どこで」しんどくなりやすいのか
- 「誰との距離」が自分を
疲れさせやすいのか - 「本当はどうしてほしい」と
思っているのか
に気づくところから、少しずつ始めてみてもいいのかなと思います。

このブログでは、
「“いい人”を演じるより、自分らしくいられる人間関係をつくる距離感コミュニケーション」
をテーマにお話していきます。
「自分の場合はどう整えたら
いいんだろう?」と感じたときに、
思い出してもらえたらうれしいです


